県外へ(から)の搬送について

早いもので年明けから1か月が経とうとしています。

幸い最近は寒気の流れ込みも緩く比較的暖かい日が続いています。

さて、長距離搬送についての豆知識を

①新幹線移動

 民間救急車に比べ料金はお安く行くことが出来ます。

 患者様などのご容態によりますが、新幹線への移乗など病院移乗から最低6回の移乗が必要になります。

 新幹線には特別室があり、寝たままの移動も可能です。車イスも専用席があります。予約が必要なのでお早目の

 お問い合わせをいただきたく存じます。

 新潟駅はストレッチャーのエレベーター移動は問題ないですが、一部駅においてはリクライニング車イスや

 リクライニング可能なストレッチャーが必要となります。

 また、目的地近くの駅からは目的地の民間救急等を利用します。

 こちらも手配は出来ますのでお問い合わせ時にお伝えください。

②飛行機移動

 時間が早くていいですが、現時点で新潟からは関東方面の便がないのが欠点です。

 車イス移動は比較的容易ですが、飛行機の通路を通れるくらいの幅が狭い車イスに乗り換えます。

 ストレッチャーも専用の物に乗り換えてから、飛行機後部に設置した寝台に乗ります。

 ストレッチャーの場合、器材が羽田などの大きい空港に各社置いてあり、それをうまく運べるかが鍵と

 なります。また、ある程度大きい機体でないと厳しいようです。

 JALとANAはわかりますが、他社はまだ未搬送なので調査したいと思います。

③船移動

 佐渡があるので、ジェットホイルやカーフェリーで搬送出来ます。

 その他の地域も船移動可能ですが、距離があると時間がかかるのをどう考えるかです。

④車移動

 料金と時間はかかりますが、移乗や急変対処などで臨機応変に対応できます。

 

いろいろと移動手段はありますが、利点、欠点はそれぞれあり患者様がどれに適しているかの考察が必要です。

また、弊社は旅行部門もありますので様々な知見もあります。

ご不明な点、ご質問あればお気軽にお問い合わせください。

2025年01月28日